満ち欠けの物語

結果は現実逃避ポエミーブログ

担降りは突然に

数週間ぶりに外の空気をおいしいと感じてはじめてぐずぐず と長引いていた風邪の終わりに気付いたような、 ある種の清々しさと解放感によって、私は、恋をしていたのだと知った。

 

中年にして、はじめての恋をした。

相手は異性のアイドルだ。

なんて書くとめちゃめちゃやばい人みたいだし実際めちゃめちゃやばい 。
生きていてすいません犯罪歴はないし今後もないように気をつけて過ごす決意をしている小市民です。
彼を好きになって(最も応援するアイドルを「自担」 と呼ぶ慣習があるのでそれにならって彼=自担とする)から、 数年が経っていたが、自担に恋をしている自覚などなかった。
なぜなら私は自担と恋人になりたいとも結婚したいとも考えておらず、さらに例えばコンサートなど同じ空間にいるときでも、「 ファンサがほしい」 はおろか自担の視界に入りたいと願うことさえなかったから。
人間関係の初歩の初歩である、 私とあなたとの相互関係を築きたいと考えたことは今までに一切な かった。
当然ながら「同担拒否」(※ 同じアイドルを好きである人と仲良くしないこと)もないし、オンでもオフでも自担が何をしていようがどんな交友関係を築こうが関係なかった。
ただステージに立つ彼が、テレビカメラの前にいる彼が、ラジオから流れる彼の声が、テキストで目にする彼の言葉が。 好きなだけ、理由なんてなく。


さて、恋とは一体なんだろうか。
恥ずかしながら、学生時代周りのみんなが沸き立っていたそれを、 私は全く理解できなかった。
だが幼稚な私は、 理解出来ていないと周りに悟られてバカにされたり、 もしくは変に勿体ぶっていると勘繰られたりするのが嫌で、流されるまま適当に話を合わせ、 恋の知ったかぶりを決め込んでしまっていた。
恋人がいれば「好きな人がいる?」トークを回避できるのだと気付いてからは、なんとなくそれらしい相手を作っておくことも覚えた。
恋愛感情を綴った歌は嫌いではなかった。 歌に乗せられたときめきや切なさや醜さや美しさには、 たまに共感さえもした。
でも恋の歌を好むことと私が恋をすることは、次元の違う話のようだった。


恋を知らないまま大人になってしまった女があるきっかけからアイ ドルにどっぷりとはまり、 熱狂のままそこそこの大人から本腰を入れた中年になっていった時期を振り返ってみると、私の取るに足らない人生においては、最も変化を必要とした時だったのだと思う。


ところで、 進んでいた方向と全く別の方向に進むことを多くの人は変化と呼ぶだろう。

でもちょっとだけ爪先の向きを変えることだって変化だし、進み続けていたのを止めてみることも大きな変化だ。
そして、 たとえそれがどんな規模の変化であっても、多かれ少なかれエネルギ ーは必要である。


自担と自担のグループを追いかけるようになって、 いっぱい笑ったし喜んだしはしゃいだし、 時には泣いたり怒ったりもした。
他人、 しかも直接作用できない赤の他人に時間 を割いて感情を動かし体力を消費していくなんてとても非生産的で合理性がない。
でもその頃の私はきっと、そうやって無意味に無闇に生み出したエネルギーで毎日を生きてい たのだなぁと、今になってわかる。


恋は、合理性で片付けられない、 もしくは生き延びていくために短期的な合理性だけで片付けてはい けない「変化」を受容するための「パワー」 を生み出す仕組みのひとつなのかもしれない。
少なくとも私の場合は、恋が生み出したエネルギーが私を今日まで連れてきてくれた。


自担とグループに支えられた、とはちょっと違う。

自担とグループに私が恋をした、その恋した力が私を支えていたんだ。

幸いなことに、誰あろう彼らのおかげで。もう支えがなくても立てる。


恋をしていた、と知るのと同時に、恋とは気付かず大切にしまいこんでいた一つ一つの思い出は、乾燥した抜け殻に変わってしまった。
好きだった映像を見ても、思いの丈をぶちまけているブログやTwitterを読み返しても、何も蘇らない。

感情の枠だけがそこにある。


いつかまた誰かに恋をする日がくるのか、または気付いていないだけでもう恋をしていて、 愚かにもまた終わる日に恋を知るのか、全くわからないしわかる必要もない。
今はただ、私を恋に落としてくれた全てに感謝している。

TO BE KANSAI COLOR~翔べ関西から~ 京セラドーム公演(2022.07.02)MCメモ

自分のための備忘録として7/2(土)京セラドーム開催のジャニーズWEST 1st DOME TOUR 2022 TO BE KANSAI COLOR ~翔べ関西から~ 公演中MCの一部を書き残しておきます。

メモなど正確に記録できるものは一切取っておらず記憶だけをたよりにした書き置きのため、不正確さが多分に含まれるとご了承ください。また、ここに残っていない会話ももちろん存在します。

名前のついていない「」はメンバーの誰かが発言していたが誰だったか把握できていない内容になります。

同公演に入られた方で、こんなことは言ってなかった!とお怒りになられる方もいらっしゃるかもしれませんが、妄想で補完したってええじゃないか!の心持ちでどうぞお許しください。

それでは下記よりMCメモになります。

 

7/2(土)京セラドーム公演MC~キャンドル1本火事の元編~

中間:ここからは少し座って休んでくださいね。
重岡:みんな大丈夫ですか?ほんと暑いから、 俺らも暑いけどみんなも暑いよね。 ちょっとでも気分悪いなって思ったらすぐ座って休んでよ。 周りのひともね、もし「この子ヤバいかも?」 ってひとがいたらすぐ、知らんひとでもね、 周りにスタッフさんいるんでみんなで呼んであげて。「 この子ヤバいです!」って。みんなで、助け合いなので。あ、 でも元気なのに呼んだらあかんで!
桐山:ね、 バラードだから静かに聞き入ってるだけだったら呼ぶ必要ないから (笑)
重岡:昨日さ、俺の仲良い友だちというか、 イナズマ戦隊の丈弥さんが見に来てくれてて、 あとから丈弥さんに連絡したんやけど、丈弥さんがね、「お前らのドームだから俺すごい気合い入れて、 サングラスにリーゼントで決めて、 恥ずかしいけどネタ書いたうちわ作って、 周りのファンの子からは気付かれて『丈弥さん見に来たんですか? WESTに見てもらえるといいですね!』とか言ってもらったのに…… お前らは誰も気付かない!!うちわ出してるのに無視されて、 ファンの子から『丈弥さん!ダメでしたか?( 気付いてもらえるように)次頑張りましょう!』 って応援してくれて、そのあとも頑張ったのに、誰も気付かん! 全力でスベって!途中から『もうあいつら燃えたらいい』 って思ってた」って(笑)

「どんなうちわか見た?」
重岡:写真送ってくれて、 お世辞にもキレイな字とはいえないんやけど、 自分で作ってくれて、表に「ドームおめでとう(※記憶曖昧です、 すみません)」で、裏返したら「知らんけど」って
「丈弥さん『しらんけど』好きやもんな」
中間:スルーで言ったらさ、Mixed JuiceのツアーをAぇ! group(関西ジャニーズJr.) の福本大晴が見に来てくれてたことあったやん?で、 その日ちょうど客席にスパイダーマンの全身タイツ着てたお客さんがおったんよ。そしたらMCで濵ちゃんが「 今日はスーパースターが来てくれてます!」言うて。
大晴は自分のことやと思ってワイパー(※ 福本大晴さんの持ちギャグ)して待ってたんやって。で、 スタッフさんも気を使って大晴にライト当ててくれてたのに、 俺らスパイダーマンの話しかせんで、大晴ガンスルー(笑)
神山:まぁ大晴かスパイダーマンかで言うたらスパイダーマンやろ

重岡:気付かないで言えばさ、俺もう流星のこと言われへんなって思ったんやけど。最近マスクしてるの当たり前になってるやん?でマスクしてるの忘れててガム噛んで、ゴミ箱にプッて出そうとしたらマスクにペッて

「もう流星のこと言えんな」

藤井「イジるなよ!」
重岡:でもこいつ今日出るに水飲んでてさ、 また衣装汚さんかなって見てたら案の定衣装に水こぼしてたんやけど、流星鏡見て「模様に見えるからいける!」って、 いけるわけないやろ!
「流星っぽいな」
藤井:それなぁ、上着着たら隠れたから大丈夫やった(笑顔)
「ポジティブやなー」

小瀧:流星のファンの方は流星にどういう教育をされてるんですか?あなた方のせいですよ!あなた方の監督不行届ですよ!!
桐山:流星最近さ、一眼買ってドームにも持って来てるよな?撮ってるとこ見たことないけど。写真撮ったん? 昨日神ちゃんの誕生日撮った?
藤井:いや、昨日ホンマ忙しくてバタバタしてて! 撮る時間なかったんよ。 
神山:なんで撮らなかったん!!誕生日は年に1回やねんで!!! !(おこ)
「あー、神ちゃん怒った」
「いやあの顔で怒ってんの」
メインモニターに神山さん(真顔。かわいい)のアップ
重岡:そやねん、神ちゃんその顔で急に変わるから怖いねん。 前さ、 から揚げ出てきて誰にも聞かんとレモンバーッてかけてしまったの 。そしたら神ちゃんが「これ誰かレモンかけた?(笑顔)」 って言うから「かけたよー」って言ったら「じゃあ俺いらんわ(笑顔)」って……怖!だって笑ってんねんで? なんならかけてくれてありがとうって言うのかなみたいな感じだったから俺って答えたら急に「じゃあいらん」って……。
神山:俺何かついてるのが嫌やねん。 そのままの味を楽しみたい。
「まーでもたしかに急に変わるときあるよな」
神山:29歳になるのでそういうことも受け入れていけるように
重岡:いや俺が誰にも聞かんでかけたのが悪かったんやけどね。 食べ物のこだわりで言ったら濵ちゃんもあるよな。 ずっと同じもん食べてへん?
小瀧:最近タバスコハマってるよな。なんでもタバスコ
濵田:そう、タバスコかけたら美味い。あんな、 美味い組み合わせあって。チャーハンにさ、 ブラックペッパーとタバスコかけんねん、それが美味い
小瀧:これずっと言うてる。
桐山: なんならチャーハンはだいたい最初にブラックペッパーかかってんねん。かけすぎやて。あとこの前さ、カレーにラー油かけたら美味いで!って小瀧に言って無視されてたよな

小瀧:めんどくさい
濵田:いや……俺がチャーハンにタバスコかけることで、こんなに言われなアカンの!?こんなとこで、ドームでみんなに言われて…… 俺がタバスコかけることでみんなに迷惑かけたか!?
「www」
「ごめんごめん」
小瀧:チャーハンで思い出した。この前リア突でさ、あ、先週の。 見てくれました?(会場拍手) 濵ちゃんひとりでチャーハンのロケしてたやん。 解説するんやけど、チャーハンと具のチャーシューが混ざって「 チャーシー」って。なんやねん「チャーシー」。どんな間違い? 怖いわ
重岡:普通の言葉噛むのはわかるけどさ、 濵ちゃん相槌で噛むやん。喋ってて、「うん」を噛んで「すん」 って
濵田:それは違う。「うん」と「そう」が混ざって「すん」
「何が混ざったかはどうでもええねん」
「混ざらんのよ普通」
桐山:タカヒロの話いい? この前タカヒロが俺んち来てくれたんよ。で、 俺の俳優の後輩と3人でマリカーしよって。でさ、 うちにキャンドルあって。

濵田:ココナッツの香りのキャンドルで、 照史この匂い好きやんなー、って言って1回におって( 匂いを嗅いで)。だからそこにあるのはわかってたんや。
(メンバーと客席が何かを察知して流れる不穏な空気)
桐山:で、マリカーしててタカヒロが1位になって「よっしゃー!!」って(両腕を上げて少し後ろに倒れる) したらそこにキャンドルあってw髪がwww
「え?燃えたん?」

「大丈夫やった?!」
濵田:しかもな、これすごいんやけど、燃えても自分は気付かない
「そんなわけないやろw」
「ホンマにアホなんか」
桐山:ホンマに気付いてなかったな
濵田:照史の後輩が「タカヒロさん!燃えてます!!」 って焦ってて、えっ?……燃えてる!ってなって。 熱いとかわからへんねん、気付かないでヨッシー最強!とか言うてて。 えっ!燃えてる!って
桐山:大声出されてうちの犬が一番びっくりしてたわ
藤井:わかるわ。燃えても気付かへんよな
「なんでそこは通じ合うんwww」
「おかしい」
藤井:いや俺も風呂でアロマキャンドル焚いてて、こう( お風呂場で仰向けに寝そべる形)して鼻声して
小瀧:鼻声?鼻歌やろ?なんやねん鼻声って
藤井:鼻声…はなう……う……
「流星負けんな」
「話し始めたら続けろ」
藤井:歌ってたらなんか焦げた臭いしてきて、燃えてた
「気付け」

「普通はキャンドル焚いた時点で気を付けんねん」
小瀧:それか。 濵ちゃんの髪の後ろチリチリになってたから、イジるつもりで「 燃えたん?」って聞いたら「うん」って
「ボケかと思ってた」
桐山:うちでの話
重岡:だからか、濵ちゃんしばらく自分の匂い気にしてたよな
濵田:あのさ、みんな頭皮におう(頭皮の匂いを嗅ごうとする) ときどうする?
「は?」
濵田:自分の頭皮におうときにさ、こうやってるんやけど( 突然頭を少し下げて激しく振り、 素早く頭のあった位置に顔を上げて空間の匂いを嗅ぐ濵田さん)。 こうして残り香を
「残像?」
「みんな自分の頭皮におわんねん」
「何をやってるん?」
濵田:頭洗っても2、3日臭い取れなかった。 魚焼けた匂いしたよな
「いや魚ってwそれは盛ってるやろ」
桐山:魚やったな
藤井:ホンマに魚の匂いする
「だからそこは通じ合わんでええねん」
中間:こんな話ばっかりしてますけどね、 少し普通の告知もしますか。しげがドラマ出ますんで
重岡:あーそうです。「雪女の髪が燃える」 ってドラマなんですけど
「どんなドラマやねん」

Mixed Juice 北海道公演(2022.06.10夜・06.11夜・06.12夜)MCメモ

自分のための備忘録として6/10夜・6/11夜・6/12夜のジャニーズWEST LIVE TOUR Mixed Juice 北海道公演MCの一部を書き残しておきます。

メモなど正確に記録できるものは一切取っておらず記憶だけをたよりにした書き置きのため、不正確さが多分に含まれるとご了承ください。また、ここに残っていない会話ももちろん存在します。

名前のついていない「」はメンバーの誰かの発言だが誰だったか把握できていない内容になります。

同公演に入られた方で、こんなことは言ってなかった!とお怒りになられる方もいらっしゃるかもしれませんが、過去イチシュガーハイ状態の記憶の不確かさに免じてお許しください。

それでは下記よりMCメモになります。

 

 

6/10(金)夜公演MC~雪女とカツ丼を食う編~

重岡「今ずっと北海道におんねんやんか。

あれ美味いで、セイコーマートのカツ丼(ドヤァ)」(客席大拍手)

「え?せいこーまーと?なに?」

重岡「コンビニみたいな?やんな?(客席拍手)ファミマのファミチキみたいなのが充実してんねん。で、カツ丼がめっちゃうまい。」

「すげえな。カツ丼なんてあんの」

桐山「なぁ、カツ丼はええねんけど、なんで言うときちょっとイキんの?

ちょっとカメラさん引きで映せる?」

(といってメインステージのモニターに重岡くんの全身。軽く腕組みをして後ろのバーにもたれる?みたいな姿勢。イキった顔をする重岡さん)

重岡「あ、あとあれも美味い。みよしのの餃子カレー……あ、ちょっとまって」(と言いつつ一度イキリポジションに戻って)

重岡「みよしのの、カレー(ドヤァ)」

(拍手)

重岡「まぁ北海道楽しんでってよ(ドヤァ)」

「なんやねんその顔」

重岡「待ってだんだん拍手恥ずかしくなってきたわ 笑」

「北海道といえば望もロケしてたよな」

小瀧「5年くらい前やけどね。冬に1ヶ月と夏に1週間くらい。僕は琴似ってとこにいたんですけど。琴似の〇〇ホテル(実名を言った)」

「www」「やめろw名前言うなw」

「泊まらないのに行くのは(ホテルに迷惑をかけてしまうので)やめてくださいね~。」

重岡「北海道はええよなー。おいしいもんたくさん食べたよ~。セイコーマートのカツ丼もみよしのの餃子カレーも、海鮮も食べたしー、ラーメンも、ジンギスカンも。あと小瀧はあのスープカレー言うてたやん」

小瀧「ああ、『らっきょ』のスープカレーな」

「思ったより北海道あったかいよね。今日あったかい方?」(客席拍手)

重岡「最近は過ごしやすいよね」

小瀧「俺は冬やったから寒かったなー」

重岡「最近は結構暖かいけど、ちょっと前まで朝はダウン着てた」

桐山「北海道はこれからいい季節やもんな。梅雨ないんやろ?」

「え?そうなの?」「梅雨ないの?!ええな!」

桐山「待ってな?しげや望が北海道の話すると拍手するのに俺だとなんで無反応なん???!」

小瀧「沖縄の人やから」

「真逆やん」

桐山「おう?!対決(?)か!?」

小瀧「琉球人やから」

桐山「いやまってw沖縄やないねん大阪やねん」

小瀧「琉球人(謎に小瀧さんが気に入っていたワード)」

桐山「琉球人ってなんやねん、島人(しまんちゅ)じゃないんか」

 

(雪女と蟹を食うはオールロケですというお話)

重岡「スタジオ収録1個もなかった」

「金かかってんなー」

「ハマちゃんティザー見てたよな(予告映像を重岡くんに見せてもらっていたらしい濵田さん)」

濵田「見た!あんな!しげのファン、マッジで覚悟した方がいい!あんなん見たら『ヒャァァァァ!!!!(形容できない悲鳴)』なるで」

「まってw今のなにw」

濵田「今まで見たことないしげ。テレ東さんってやっぱり攻めてんなーって」

「まぁたしかになー」

濵田「あの、なんていうかそういうシーンもな、でもやらしいって感じはしない。2人ともすごく綺麗」

小瀧「で、それ見てしげのファンどうなるんやっけ。カメラがテレビだと思ってやってみて。」

濵田「あんなー、テレビ見てー(カメラ目線)『ヒャアァァァァァ!!!!!(白目)』」(メンバー爆笑。しばらく笑って会話にならない)

「いやでもほんまに頑張ってるよな」

重岡「頑張ってるよー」

小瀧「なんかしげドラマすごい頑張ったのかしらんけど、この前久しぶりにみんなと仕事だったときにさ、俺んとこ来て『コタキ!俺ドラマ頑張ったから!1話絶対見て!』(振り向いて指さすポーズ付き)」

「まって何その角度w」

小瀧「ここから……(直立)『絶対見て!』(ハマったのが嬉しいのか何度もやる小瀧)」

「ほぼうんちょこちょこちょこぴーやんw」

濵田「ちょっと1回うんちょこちょこちょこぴーやって」

 小瀧「うんちょこちょこちょこぴー!(全力)」

濵田「じゃあしげは?」

小瀧「『絶対見てな!』(角度完全一致)」

 

6/11(土)夜公演MC ~季節外れのTシャツでなんだってできるって思えたっけ編~

重岡「子どもの頃にさ、ハマってた遊びない?男の子って自分で消しゴムのカス集めてオリジナルのねりけし作るのに命かけてた時期あるよな」

中間「俺のとき『かおりちゃん』ってにおいつきのねりけし流行ってたわ。コーラとかの」

濵田「あったな!」

重岡「あときれいな泥だんご作るの命かけてた。クラスに1人くらい作るの上手い泥だんご職人みたいなやつおったよな。小瀧と淳太って歳離れてるやんか」

小瀧「9歳違う」

重岡「世代で遊びとか違うんちゃうの」

中間「ギャップあるよ。にこにこぷん知らんかったもんな」

小瀧「わからん」

中間「俺と神ちゃんでぽろりの、にこにこぷんに出てくるネズミで、ぽろりの中の人のとこ行ったときに。あ、中の人とかほんまは言ったらアカンのやけど」

桐山「モンチは?知ってたの?」

神山「知ってた!世代じゃないけど姉ちゃんたちが見てたから録画見たことあった。リアルタイムではないよ」

小瀧「俺が知ってるの『かいけつゾロリ』とか」(会場拍手)

小瀧「やんな!?俺ら世代はそうよな?!『たこやきマントマン』とか」(会場拍手)

桐山「え、北海道やってた?」

(会場拍手 ※たこやきマントマンのアニメはテレビ東京系なので当時の北海道は映る地域と映らない地域があったかもしれません。札幌ではおそらく放映されていたはず)

濵田「俺子どもの頃『がんこちゃん』見てた。学校休んだ日がんこちゃん見て、あ!みんなはしたらアカンで!ズル休み。どうしても休みたくて、体温計こすってお湯であっためて、オカンに『熱ある~もう俺死ぬかもしれん』って言うて、でもオカンたぶんズルってわかってたんやろうな、『で、お昼何食べたい?』って聞くから俺は『寿司!』ってwアホやw」

中間「生物絶対あかんやろ」

濵田「ほんで回る寿司行って20皿くらい食べて、治った!って言って、帰ってきてからまた夕方がんこちゃん見て。がんこちゃん朝と夕方の2回放送してるから。次の日学校の先生に『昨日どうしてた?』って聞かれてアホやから『寿司食べた!』って言って全部バレた」

重岡「つーかこっち(MC並びで流星くんから5人)はアクティブやけどそっち2人(神山&中間)はインドアやん?何してたん?」

神山「え、俺子どもの頃すごいアクティブよ?」

「イメージないな!」

神山「学校から帰ってきて、ランドセル玄関にパーン!って置いて行ってきまーす!って。ケードロしてたな」

「流星は小さい頃何して遊んでた?」

小瀧「宝石探し」
藤井「宝石探しってなんやねん」
小瀧「こう……(両手の人差し指出してダウジングの動き)『あ… …宝石あった(小瀧さんによる流星くんモノマネ)』」
「ホンマのアホやろ」
小瀧「流星はサッカーやろ?」
藤井「俺はサッカーと、泥だんごも作るの上手かったで!」
重岡「クラスに1人おる泥だんご職人やったんwww」
藤井「俺んちベランダに花壇あるタイプで、 ベランダに泥だんご作って……フフ……並べて……フフ(笑)」
桐山「いや、待ってな?その話の何がオモロいん?!」
藤井「や……フフ……あの……フフフ……(笑) 泥だんご作ってた気持ち思い出して……」
小瀧「お前なんやねん!」
重岡「あの……俺もさ……フフ……」
(童心に帰り笑い合うしげりゅせ。 平和だし可愛いがメンバー含めて会場中が置いていかれた)

重岡「あとさー、よく妄想しなかった? 急に窓から悪い奴が飛び込んでくるとか」
中間「急に上から物が落ちてきてかばうとかな」
重岡「そうそう!こうやって(人をかばうジェスチャー)で、 ちょっとだけケガすんねん!で、『重岡くん!大丈夫?(女子)』 って言われて『ただのかすり傷や(キメ顔)』って」
「ダッサ」
重岡「あとさ、学祭で全然弾けんギターめちゃくちゃ弾けるとか」
「あるなー」
重岡「小瀧もそういうのあるって言ってたやん?」
小瀧「あ、そうそう。俺のはね、 体育館で朝礼やったら絶対ちょっと押すやろ?で、先生が( 腕時計見る仕草)『えー、 5分過ぎましたので授業は9時から始めます』って、 そしたらみんな体育館の後ろにある時計バッて( 後ろを振り返る仕草)一斉に見るやん?でも俺は、振り向かない! もう、みんな後ろ向いてても前を!」
いやそれなんなん?
小瀧「で、みんな前向いたくらいで(急いで後ろを振り向く仕草+ 前の人にねぇ、みたいな感じで肩叩く仕草)」
中間「それはただの話聞いてない奴やろ」

 

6/12夜公演MC~ママジャニWESTとはましげ劇場開演編~

濵田「俺昨日帰り神ちゃんと一緒で、神ちゃんがさ、 やっぱりオカンやなって思ったんやけど、言っていい? 流星のことで」
神山「あ、あれ?」
流星「え、何?俺知らんねんけど」
濵田「帰り俺と神ちゃん最後でさ、神ちゃんが急に『ハァー( ため息)、また流星や!』って言って、『これ見て!』 って持ってたのが、ペットボトルにこれくらい( 親指と人差し指で5cmほど)だけ残しててんw」
あー、流星あるよなー。
濵田「 ほんで神ちゃんが流しに片付けてるとき俺の机パッと見たらさ、 俺も全く同じにペットボトルに残してて『流星やんなー!』 って言いながら神ちゃんに見えないようにそーっと隠した(笑)」
神山「濵ちゃんは最後までおって自分で片付けたやん。 流星は先帰ってるから!こんだけ残して!」

藤井「えー?ホンマにおれ?」

神山「絶対流星。しかもキャップ下に落ちてて!ホンマ嫌!」
桐山「流星で言ったら俺もあるんやけど」
藤井「待って?え?俺?」
桐山「昨日流星先に帰っててさ、俺のところに人いて、 ご飯食べるのに流星の机使わせてもらうでーって見たら、 使った割り箸の袋、3つ!!えぐない??!」
小瀧「そんときの照史、机のとこ行って(のけぞるリアクション) 『誰やねん!きったな!!』って。 めちゃめちゃ関西人の反応やったで」
藤井「うーん、不思議やなぁ。 なんでちょっと残してしまうんかなぁ」
「いやお前の話やで!!」
「なんで他人事やねん!」
藤井「でも汚いで言ったらさ、俺かしげやん?」
重岡「ちょっと!今上がってるのお前だけやからな! ということはお前が1番汚いってことや!」
神山「あ、しげで言ったらおれ1個ある!」
重岡「えっ、何(汗)」
「いいぞ!最後やから言ったれ!!」
神山「しげ使ってるの黒いドライヤーやろ?洗面所で」
重岡「うん……」
神山「しげがドライヤーつかったあと、 コンセント繋いでる線のとこが洗面所の流しに絶対落ちてんねん! 感電したら危ない!いつもそれ外して片付けてんねんで!」
濵田「まぁ急いでるしなぁ」
重岡「うるさい!お前がフォローすんな!!(逆ギレ)」
濵田「はー?!お前のフォローしてるんやんけ!(柄悪い怖い) フォローしたのにこんな言われるんやったら、 もっと言ってやるか?!?」
「最後だから言ったれー!」

濵田「お前が使ったあと置きっぱなしのマスクとかコンタクトとか!捨ててるん俺や!!」

重岡「あぁ?(凄む)……ありがとう」

濵田「お……おう……?ごめん、どうしよ、俺この後の返し方持ってない……(隣の小瀧さん桐山さんたちに助けを求める)」

桐山「まだあるやろ!言ったれ!」

濵田「え、えー?……歯並びええなぁ!!(怒)」

重岡「お前は人がええなぁ!(怒)」

濵田「お前の熱い言葉、いつも響いてるわ!!(怒)」

重岡「お前の歌好きやわ!!(怒)」

濵田「これからやるバンドコーナーいつもめっちゃくちゃ楽しみにしてるわ!!(怒)」

重岡「中間は器ちっちゃいな!!(怒)」

中間「なんで俺だけただの悪口やねん!!!(激おこ)」

重岡「じゃあ淳太のいいとこ探そ」

小瀧「淳太のええとこか」

(メンバー沈黙)

「がんばろ!」「がんばろな!」

小瀧「はい!スタイルがラウールの次にいい!」

中間「次って言ってもうてるやん」

小瀧「頭がいい方!」

中間「方ってなんやねん」

小瀧「足のサイズが26.5cmって顔してる」

中間「どんな顔やねん。26.5cmやけど」

小瀧「26.5やろ?なかなかそういう顔はおらん」

重岡「えーと、冬は唇が荒れてる……いやこれ難しいな?小瀧ようぽんぽん出てくるな」

桐山「ちょっと待って、流星なんか考えてる?」

(実はずっと考えていた流星さん。ここから流星シンキングタイム)

藤井「……」(顎に手を当てて考えるポーズのアップがメインモニターに映る。ひたすら男前)

藤井「……」(ボケしろだと把握している流星さん、唇に指を当ててセクシーな表情を取り始める)

藤井「……何も出ん(笑)」

中間「何も無いんかい!何の時間や」

真夜中のパーティーへようこそ

いたずら好きな妖精やひょうきんなオバケ、人間が寝静まる時間に動き出す大好きなオモチャたち。

彼らに誘われ、両親には内緒で夜中にこっそりとベッドを抜け出して秘密のパーティーへと招待される。

目が覚めるといつものようにベッドにいるのだけど、夜のドンチャン騒ぎの高揚は確かに自分のなかに残っている。

夢のような、おとぎ話のような、魔法の夜。

 

わたしにとって「ジャニーズWEST LIVE TOUR2022 Mixed Juice」は、そういう不思議な時間だった。

 

ジャニーズWESTは「晴天」のようなグループだと思う。これはオタクが言う"推しは人生の太陽だ"みたいな話ではなく(わたしはオタクだしジャニーズWESTが好きなのでその発想があるのも否めないのだが)、グループ自体が明るさ・関西独特の文化である笑いをコンセプトとしているところや、メンバーが「陽キャ」と表現されるにぎやかで元気でポジティブなキャラクターであること、そして何よりセンターの重岡さんが太陽みたいな、という形容がぴったりはまる男だから。

なのでジャニーズWESTのイメージの通り、ジャニーズWESTのコンサートもまた青空を思わせるような明るく晴れやかで華やかなイメージを、ずっと持っていた。

映像でちょっと見ただけだけれど、青空の下で飛び跳ねていたメトロックはとても似合っていたなぁ。

 

ところがMixed Juiceは、どこか明晰夢のような、時々今は夜であることを強く意識させられるステージだった。

 

コンサートMixed Juiceのでわたしが象徴的に感じた楽曲は、タイトルのMixed Juiceのほかに「ブルームーン」「黎明」「ムーンライト」だった。

夜にそっと差し込む淡い月の光だからこそ、日頃隠している悲しみを優しく照らす。

闇の中だから、夜明けを信じられる。

夜の底で知らない誰かと一緒に飛び跳ねた、あの不思議な時間がまっすぐな光として心に届く。

人と人とが触れ合うことが困難になっている世界で、力強く背中を押したりぎゅっと手を握って引っ張り上げたりするだけではない励まし方を、彼らはしっかりと見つけていた。

 

音と色と光と、熱気も汗も涙も、ぐっちゃぐちゃに混ぜられて溢れていつか流れ出して、永遠のような馬鹿騒ぎは日の出とともに跡形もなく消えてしまった。

でもあれが夢ではなかった確信(と翌日に残る指の痛みおよび筋肉痛)が、いつか迎える夜の支えになるのかもしれない。

 

招待状が届いたら、素敵な真夜中のパーティーへ、またいつか。

「ムーンライト」を詩として読む~三部作完結編と位置付けた場合のムーンライト~

このブログはジャニーズWEST最新シングル「サムシング・ニュー」通常盤収録楽曲「ムーンライト」の歌詞を重岡大毅さん作の「詩」として読む試みをしております。

あくまで個人の解釈の一つとしてご容赦くださいますようお願い申し上げます。

 

さて、新曲発売から2週間が経とうとしている。今回もメンバーの自作曲が収録されることになった! めでたい! ジャニーズWESTってすごいのよ! 楽器できるメンバーがいて自分で曲書いて詞を書いてバンバン発表できるんだから! かみしげ最高!!

 

最高の新曲はこちら↓

tower.jp

 

ハイ、ホメチギリストはこのあたりにして。曲の音楽性や詞の考察については既に皆さんが進められているところと存じております。そして筆者は「重岡大毅ワードセンス担」です(※桐山担)。ということで、間違っちゃいないに続き、「ムーンライト」も極力制作の背景や個人的な情緒は排除しながら、ひとつの「詩」として鑑賞してみようと思う。ただし今回は、三部作完結編の「ムーンライト」である。

作者である重岡くんから「ムーンライト」は三部作であるなどという発信は(少なくともわたしが知る限りで)ない。いちワードセンス担の勝手な解釈であるとご承知いただきたい。それでは長い前置きはこのあたりにして。

 

 

 

 

0.まだ前置き

いい加減本編を始めたいのですが、前提が必要なので0ではまだムーンライトの話しません! ごめんね! 

 

0-1.音選びがすでにエモい

重岡大毅詩の特徴として、口語の記述かつ「促音」「拗音」の多用が挙げられる。

まあ歌は多くの場合口語体なので前者はともかくとして、後者はそのほかのJ-POPと比較した場合にかなり顕著なのではないだろうか。

ちなみに「促音」「拗音」とは何かは下記リンクをご参照ください。

文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 内閣告示・内閣訓令 | 現代仮名遣い | 本文 第1(原則に基づくきまり)

 

「促音」や「拗音」の持つ効果についていろんなリンクを見ていたら興味深い研究があったのでこちらも。

日本語俗語の音声的特徴 - 広島大学 学術情報リポジトリ

 

しかし筆者は言語学や音声学の学術的素養を持ち合わせていないのでざっくりと受ける印象だけ伝える。

重岡大毅の言葉は音がエモいのよ。(アホの語彙力)

促音、小さい「つ」の詰まる音は聞き手に一瞬の間を与える。勢い余って小さく息を詰めるような、しゃくりあげるようなごくわずかの間。この間による緊張と緩和は、歌い手と聞き手の呼吸を同調させていく。

 そして拗音(「きゃ」「きゅ」「きょ」のような音)はどこかユーモラスな響きと同時に幼児のたどたどしさを思わせて、親近感を覚える。

呼吸を感じる音と親しみやすい音。この組み合わせによって言葉がぐっと身近に、耳なじみよく届き、より胸に迫るものになっているのではないだろうか。

だから重岡くんの紡ぐ言葉は「音がもうエモい」。

 

0-2.映像化の魔術師

重岡くんの書く詩の素晴らしい点、それは、本人のハートの熱さと繊細さから生まれるハートフルさエモーショナルさはもちろんなのだけれど、しかしわたしが最も舌を巻くのは描写力である。心象風景のようでいて、彼の詩の物語は、いつ、どこで、だれが、がいつもはっきりと見えてくるのだ。

例えば処女作『乗り越しラブストーリー』。

「よっ」て言えよはよ

車窓透けた僕赤ら顔

 

このたった二行で電車内での「僕」の様子、立ち位置、そして具体的に描写されていないものの、車両内に入ってきたのであろう「君」の影まで感じられる気がする。

重岡くんはとても短いシンプルな言葉で、その歌の景色に聞き手を連れてくる。

ごくパーソナルな歌である「サラリーマンの父さん」でさえ、

鼻で笑う もう歳だと

助手席 ぬるい風のエアコン

というように、父と子の間に一瞬流れた気まずい空気の質感に触れさせる。

 単純な言葉で聞き手に場面の映像を見せる。この能力は、もっと多くの分析と検証をされて賞賛されるべきではないか、と個人的にはずっと思っている。(誰か! ちなみにわたしはプレバトの俳句が好きなのですが重岡君出てくれないかな、才能発揮できる気がします! )

 

1.重岡大毅「空」三部作(仮)を読む

ここから本編です。前置き長い。

「ムーンライト」の鑑賞ですが、ムーンライトの比較対象として、そして勝手に共通項を感じる作品として、「間違っちゃいない」と「to you」とを、と合わせた三部作として読もうと思います。

勝手に三部作にしたので、三部作としての題名も勝手に決めました。それが重岡大毅「空」三部作です。ファンの皆様とご本人様本当に申し訳ございません。

ムーンライトを含む三曲と空との関係性の変化については後述。

 

 

2.物語に引き込む、クローズとパノラマの視点

0-2にて詩の景色描写については既に説明しました。

「空」三部作において景色描写が端的かつ見事に表れるのがAメロ。歌が始まるとすぐに、その物語に引き込まれます。そして引き込み方にわたしが注目しているポイントが。

それは

クローズとパノラマ。

ひとまず三作の該当部分を引用してみましょう。

 

涙一粒 星降る夜に 

「間違っちゃいない」

 

あの日々僕の足元を照らすんだ

何とかなるって 夜明けの魔法すがろうか

「to you」

 

手を突っ込めばポケットの中 宇宙行きチケット

「ムーンライト」

 

三作品ともかなりわかりやすくクローズの視点とパノラマの視点とが切り替わります。

抜き出すと↓のような感じです。

クローズ→涙、足元、ポケット

パノラマ→星降る夜、夜明け、宇宙

クローズは誰にでも身近に想像しやすいワード、パノラマがすべて「空」にまつわるワードであることが特徴的です。小さなものから始めることで空に視点が移った瞬間に、突如世界が広がったような感覚がします。

特にムーンライトは、ポケットから「宇宙」に繋がる取り合わせの意外性、続く「縁石に乗り込み」でまた身近な景色が見えて、「やじろべぇ」というおかしみのあるユニークな言葉で「僕」全体の姿が現れてくるという起承転結がAメロに織り込まれています。

短い文中で遠近を大胆に行き来できるのは、詩ならではの表現方法であり、重岡君はその利点を最大限に活用します。例えばサビでも

ここだけの話をしよう

世界が止まっても 僕は止まりゃしないんだ  

と、内緒話の距離感からいきなり世界を相手取ってしまう。

対するものをわざと巨大にすることで、大げささに笑ってかなしみがふと軽くなるような、シャイな重岡くんらしい優しさも感じるフレーズです。

 

3.空の状態に読み取る時間の経過

三部作に登場する空は、それぞれ歌のなかで表情を変えていき、空の状態によってわたしたちは歌の「僕」が一日のなかの「いつ」を過ごしているか知ることができます。

 

間違っちゃいない:夜→朝→夕方

to you:夜明け→日中→夕方(?)

ムーンライト:昼→夜(仮定)

 

ムーンライトの面白さのひとつは、物語(楽曲中)での夜の訪れがないのにタイトルを「ムーンライト」にしたところにあります。

月の光が差すのは「いつか」。

おそらくまだそのときは君に来ていませんが、やがて襲ってくる夜を憂い「僕」は平和な真昼間に種を植えている。三部作で空が表現する時間軸の変化によって、自分の手元にある悲しみだけではなくて、未来にある誰かの悲しみも救おうとする、健気で真摯な気持ちが伝わってきます。

間違っちゃいないでは否が応でも迎えていた「翌朝」に、ムーンライトでは力強く「セイグッバイ」しているのも、頼もしくうれしくなりました。

やや個人的な感情の方に脱線しました。

空の状態における「いつ」の固定もまた、前段の映像化を助ける大きな役割のひとつとなっています(こっちの方が言いたかった)。

ムーンライトの「真昼間の月」ですが、当然雲のない晴れた空でしか見ることができません(Aメロですでに「青空」が登場しています)。「真昼間の月」を思い描くとき、同時に真っ青の空が背景として広がっているはずです。「雲ひとつない空」など言わなくても昼に浮かぶ月を描くだけで清々しい青空まで見せてくれる、一方「夜の底」では突き抜けた高さだけではなく沈む深さも表わしてくれる、何気ないようでとても慎重な言葉選びだなあと感動します。

 

4.「空」と「僕」

「間違っちゃいない」では近くにあるはずなのに届かない、なかなか「僕」の思いに寄り添ってくれない、でも僕が僕であるための問いかけをせずにはいられなかった存在が「空」でした。

「to you」は別の道を進む「あなた」や「お前」、さらに過去の自分に向けたメッセージボードのような役割の「空」。離れていても「僕ら」を繋げてくれるツールでした。

では「ムーンライト」はどうでしょう。ムーンライトで「僕」は月に行こうとします。初めて自分から「空」に向かっていこうとするのです。

ここからは本当に勝手な解釈なのですが(いや今までも散々勝手な解釈をしているのですが)、ムーンライトは宇宙へ向かい光や時間も超えていくなかで、to youで思い出していた過去の自分たちの隣を通り過ぎ、間違っちゃいないの冒頭で「僕」が迎えている夜を救いに行った歌、というようにも読めないでしょうか。

無理やりですね。三部作である、という場合の解釈で読んでいるので悪しからず。

ただ、挫けて何もかも嫌になって、「空」という他者の力を借りて「僕は僕で間違っちゃいない」と自らを鼓舞していた「間違っちゃいない」から、自らが歩んできた日々が自らの道を照らす光となった「to you」、ついにはほかのだれかの闇を照らす光の種を植えるひとになった「ムーンライト」までの変遷を思うと・・・。

エモい。(それしか言わんのか)

 

5.盛り込みきれなかった重岡ワードセンス担小ネタ的にいろいろ

・ポケットとチケット→「乗り越しラブストーリー」のキーアイテム

・ポケットとチケット②→「宇宙行き」で「ロケット」を想起させる押韻なのかな?

・花を咲かそう→「間違っちゃいない/君が花びら」

・少年たちがいた→「少年たち」のダブルミーニング

・どこまで行こうか/どこまでも行けそうな→「間違っちゃいない/どうしようもないくらいどうしようの繰り返し」

・何/どう/どこ/どいつ/どれもという不確かさによる自由さ

 

全然まとめきれていませんが、このあたりで長々と書いてきたムーンライト鑑賞も終わりにしたいと思います。違う読み方や違う解釈、またご本人による解説で出てきた事実など、もしよければ教えていただきましてさらに読みを深めていけたら嬉しいです。

 

もしもまだムーンライト、および間違っちゃいないやto youを聴いたことがないという方はぜひ、ジャニーズWESTの楽曲に触れていただければ幸いです。

 

 

サムシング・ニュー (通常盤) (特典なし)

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WESTV!(通常盤)(特典なし)

WESTV!(通常盤)(特典なし)

 

 

 

 

その一日は幸福でも最高でもない、ただ今までと少し変わるだけの何か

妙なタイトルですが、これはわたしの個人的な記録のため、ジャニーズWESTの5/5発売、あいみょん提供のニューシングル『サムシング・ニュー』についての情報を知りたい方にとって有益ではありません。

もしもサムシング・ニューについて知りたい方はこちらをどうぞ

https://www.jehp.jp/s/je/discography/JECN-0635

 

では、個人的な日記(日本のふるく有名な日記といえば土佐日記蜻蛉日記ですが、あれらはいわば回想録のようなものだそうですね。この日記もつまりは、いや一緒にできるなどとはハナから思っておりませんけど、性質として、そういう類の日記)です。

 

去年の、去年というのは2020年のことですが、春に、漠然と、結婚しなければならないと思った。

 

もうとうに結婚可能年齢は越えて、社会人になってからも10年が経とうとした30代のわたしには長く交際している異性がいた。もちろんこの生きてきた人生のなかで色々と小さな何かしらのことはあったけれど、なんとなく、ずっとこの環境は変わらないような気がした。でもそれは平和ボケした脳の錯覚だった。2020年、その年はたまたま、彼が転職によって一時的に地元から離れた場所で生活する機会があり、その頃わたしが住む北海道では、日本国内のどこよりもはやく、新型コロナウィルスの感染拡大地域として「自粛」が求められた。

 

ところで、わたしにはちょっとした持病がある。大袈裟なものではないが、入院を必要とするリスクは、健康に生活している平均的な30代女性よりは少し多い。そして、治療のため、もしわたしが妊娠したとして、生まれる子がハンデを抱えるリスクもまた、健康に生活している平均的な30代女性に比べるとかなり高いらしい。

 

まあそういった理由でパートナーである彼とわたしは、子どもを持たない選択をしている。子どもを持たないのであれば結婚により得られるメリットもさして大きくないのでつまり結婚する必要がない、というのが2020年になるまでのわたしたちだった。

 

ところが、「自粛」そして「ディスタンス」である。

家族であっても、怪我や病気など何かのアクシンデントが発生した際、かなり最悪の場合を除いて病院に付き添うことができない。ましてや家族でなければなおさらだ。

どれだけ大切に思っていても、長い時間を過ごした相手であっても、戸籍上関係のないわたしたちは、他人だった。

「自粛」がいつまで続くのかはわからないが、わたしに、そしてパートナーにインシデントが発生したとして、そのときそばにいることが許されなかったら、わたしは後悔しないだろうか。でもそのために結婚という制度に飲まれる必要はあるのだろうか。ひとりで過ごしながら自分に問いかける日が続いた。

 

色んなことをすっ飛ばしてシンプルにすると、これがわたしたちの「結婚しなければならない」だった。

ロマンチックなプロポーズなどない。幸せな未来より現実の悲壮感を味わいながら、婚姻のための手続きやひととおりの形式的なあれこれを済ませた。

 

本来、結婚というのはおめでたいものなんだと頭ではわかっている。

結婚の報告をするといろんなひとが祝福してくれた。

でも少なくとも、わたしにとっては、現実に困難が起きた際に想定できる最悪を避けるための手段を、わたしと彼がたまたまその制度を利用できる資格を持たされているから使ったまでのことで、本当にただそれだけのものなのだ。わたしにとっては結婚なんて。

 

祝福と同時に新生活へエールを送ってくれるひともいた。 

でもなぜだろう。わたしは結婚によって幸せになることなんてない。

だって、独身でも、学生の頃も、社会人になってからも、わたしはいつだって「いま」幸せであるように、「人並み」の幸せを得られるようにずっともがいて戦っていたつもりだったのだ。 

結婚しようがしまいが変わらない。

考え方が幼すぎるのは自覚している。でも自分が心の中でどう感じるかは自由なわけだし、ひとに何か言われても自分との考え方の違い、と受け流していればよいのだ、とはじめは身勝手に構えていた。

そのはずが、あまりにも多くの善意によって結婚を好意的に受け止められて祝福されて励まされて、とうとうわたしの小さすぎるキャパシティーはその日、限界を迎えた。

 

婚姻届を提出したのは新生活を始めるための引越しをした2日後で、わたしはその日夫となったひとを家から追い出した。

 

なんて言い方をしたら悪妻極まりないけれど、まあ事実である。どこでもいいからどこかに行っていてほしいと伝えて、数時間パチンコに行ってもらった(勝ったらしい。縁起がいい日でよかったね)。

 

ひとりになった新しい住まいで、理由もないのに(あるけど)涙が止まらなくて、1時間くらい泣き続けて、1時間後、結婚しても我儘で自分勝手で泣き虫で、ひとりで過ごす時間を何よりも大切にしていたわたしは、結婚したって変わらないそのままのわたしだとしっかり自分自身に刻んで、安心して、帰ってきていいよと夫になったひとにLINEした(出てるからすぐに帰れないと言われた)。簡単な晩ごはんを用意して、わたしは誰かの妻になった。

 

誰にもそんなつもりはないってわかってはいるんだけど、結婚をあまりにも肯定されると結婚してなかった自分がゼロ、むしろマイナスの生き物だったと世界に突きつけられているようで、誰より自分が心の奥底ではそう感じていたのではないかと気付かされるようで、あの日は本当にきつかった。

 

新生活を始めてから3週間ほど経った頃、最推しのアイドルが新曲をリリースするというお知らせが飛び込んできた。テーマはウエディングソング。自分のいまの状況と照らし合わせて、正直に言うと、嬉しさよりもうんざりとした。またおめでとうラッシュかよ、と。

新曲の音源と映像が解禁された朝、おそるおそる再生して、やっぱり曇りなきハッピーソングで、それでもわたしは救われた気がして、通勤中に涙をこらえるので必死だった。

 

「最後まで援護させてください」

このひとことをもらえて本当に良かったと思う。

もともと日々戦っていたつもりでいたわたしを、これからもまだ続く人生をずっと戦い続けていかなければいけないわたしを、大好きなアイドルが「援護」する、と言った。

 

結婚しても独身でも、子どもがいてもいなくても親がいてもいなくても、そのほか恋人や友人や推しがいても、わたしが生きるわたしの人生は基本的にソロプレイであることは変わらない。誰かに代わってもらうことはできないし、他の誰かや何かを全てを凌駕した圧倒的戦力としてパーティーに迎え入れることはたぶんできない仕様になっている。

でも、たまに誰かに援護してもらったり、知らず知らず誰かの人生を援護していたり、そういう協力プレイはあってもいいのかもしれないな、なんて思う。

サムシング・ニュー。

幸せとか最高とかじゃない、手に入れたのはひとつだけ、いままで自分の中になかった、ちょっとした新しい発想だった。

 

プロポーズなんてなくて、式も挙げず、どこにも誓いの言葉を捧げなかったから、こっそりここに残しておく。

結婚した日が人生最高だったなんて一生思わない。結婚したからって幸せな家庭を築けるよう努力なんてしない。

わたしはわたし、自分勝手なソロプレイを続けている。結婚は、協力プレイを頼みやすい相手をひとり身近に作るためのきっかけに過ぎない。

いつまでかはわからない、ふたりにとっての協力関係が続く「最後」の日まで、援護させてください。

rainboW 北海道公演(2021.04.03~04.04)MCメモ

自分のための備忘録として4/3~4/4のジャニーズWEST LIVE TOUR rainboW 北海道公演MCの一部を書き残しておきます。

なるべく本編に触れる内容は省いたつもりですが、どうしても話の流れでカットできない部分がありますのでネタバレを避けたい方はご注意お願いします。

また、メモなど正確に記録できるものは一切取っていない記憶だけをたよりにした書き置きのため、不正確さが多分に含まれるとご了承ください。また、ここに残っていない会話ももちろん存在します。

名前のついていない「」はメンバーの誰かの発言だが誰だったか把握できていない内容になります。

同公演に入られた方で、こんなことは言ってなかった!とお怒りになられる方もいらっしゃるかもしれませんが、人には人のrainboWで大目に見ていただければ幸いです。

それでは下記よりMCメモになります。

 

4/3(土)夜公演~ビッショ!ビッショ!篇~

 

重岡:いやー、ほんと久しぶりやな!

何回も言ってしまうけど! 久しぶり!

小瀧:でもそんな久しぶりな感じせんな

桐山:いやいや、さっきさ、こう(曲中に後ろを向いた)してるとき望が「ヤバイ、泣く!」って(笑)

小瀧:ヤバかった。(頷く)

桐山:しげの挨拶もぐっときたなー。

藤井:わかる!俺も!

重岡:言うつもりなかったんやけどぉ、咄嗟に出たということは……俺アイドルやな(ドヤァ)

(会場拍手、しかしメンバーからは「うるさー!」「拍手すんな調子のんねんから!」などのガヤ)

 

「北海道ってパパジャニ入るんやっけ?まぁいまはTVerでも見れるか」

(この後3公演とも北海道でパパジャニWESTが放送されるかあやふやなままのMCになる。※北海道では遅れなし放送中です)

「パパジャニWEST次は地上波SPなんで」

「あの先輩が…みんなネットニュースで知ってると思うけど」

「ええ声よなー、あの声生で聞くとええ声やったな!」

「同じこと言ってるだけや!」

「パパ力検定もさー照史すごいよな」

「子どもおるやろ?」

「3人おる」

桐山:ちゃうちゃう。4人。1人成人してる。

(会場拍手)

「待ってこれは何の拍手?w」「拍手するとこ違うで?」

重岡:4人育ててえらかったなぁの拍手?

桐山:また冗談でアホなこと言うてるなぁの拍手でしょ。いやホンマに子どもおらんからね!冗談ですよ!

(パパジャニみたいに子どもが頑張ってるところを見ると泣けるね、の話)

重岡:淳太最近涙腺ゆるいよなー!!

中間:いやあなたの汗腺ほどじゃないですよ。見ましたよオールスター感謝祭、汗ビショビショやないか!

重岡:あー、あれぇ、テレビでも見えてたぁ?

「見えてたよ!」「ビッチャビチャやったぞ!」(会場拍手※激辛苦手なのにがんばったよねの労い)

重岡:あれなぁ、麒麟の川島さんが『しげちゃん!しげちゃん!』っていっぱい呼んでくださるからさぁ、今まで絡んだことない今田さんも『しげちゃん』って呼んでくれて嬉しかったなぁ。

「しげちゃんでトレンド入りしてたんやろ?」

流星:しげってさ……しげちゃんが正式名称?

中間:正式名称は重岡大毅やろ!

(おそらくファンからの通称のことを言いたかったらしい)

重岡:なんでも好きなように呼んで~

(なぜか持っていたタオルをグルグル振り回し始める重岡くん。そのタオルが顔に直撃!)

重岡:イタッ!!

神山:もう、ちょっと落ち着きなさい。

「ハマちゃんも呼び方ハマちゃんやなぁ」

濵田:そやな。家ではたかひろとかタカとか~

(こたしげがふたりで何やら盛り上がり始めて客席ざわつく)

濵田:ちょっと!いまタカヒロのターンやから!タカヒロが喋ってるの!どしたん?

(状況説明→重岡くんが汗かきすぎてイヤモニ水没。MCの2つ前のブロックあたりから既に右耳のイヤモニが死んでいたらしい。イヤモニを付けずに出ていた重岡くんに驚くメンバーたち。)

 

 

4/4(日)昼公演~いろいろなオトン篇~

 

重岡:昔の映像最近よく見るけどさぁ、照史全然変わらなくない?w完成されてる

桐山:俺も変わらんけど、あっちの人よ!(対角にいる淳太くんを指差しながら)

中間:俺、体内に盛れるアプリ内蔵してるから。サービス終了したら一気に老け込む

重岡:年取るといえばさ、オトンも年取ったなぁって思うよなぁ。

うちのオトンさ、それこそ「男! 」って感じで風呂でも頭から体まで牛乳石鹸で洗うようなひとやねんけど。

こないだ家でオトンがなんか薬飲んでたから、何か飲んでんのかな? って薬箱見てみたら『シミ消しの薬』やったwww

藤井:それうちもあるわ。

オカンの誕生日に美顔器(ジェスチャーからして顔に超音波当てて浸透度上げるタイプのものかと)あげたんよね。

で、次の日、下降りたら、あ、俺の部屋が2階にあるんやけど、降りたら洗面所からシューッて音聞こえて、あぁ使ってくれてるんやなって嬉しかったからそーっと覗いて見たら、オトンがシュー…シュー…(美顔器ジェスチャー)って……。

「流星のオトンそのイメージないな!w」(イカツい系らしき流星くんパパ)

重岡:そういえばさ、この前ハマちゃんからハマちゃんのオトンの動画送られてきてんけど……あれなんなん?

濵田:え? いつ? あっあれ?(笑)

うちのオトン最近Siriの使い方覚えてんけど、そっからSiriにハマってて、いやすごいくだらない……。

『Siriがシリシリシーリシリ』ってwww(※この辺り濵田さんが笑ってしまってて正確に何て言ってたのかわかりません)

でもな 、"Hey Siri"は覚えたんやけど、1回立ち上がったらずっと反応すると思っとんねん。だからそのうち反応返ってこおへんくなって

『……あれ?おい!おーい!!』

って……いや"Hey Siri"言わんと!!で、

『おい!おい!!……Siriがシリシ\ピコーン(起動)/えっ?!鳴った!?』

ってやってんのをwww俺が動画撮ってたら、それ見て

『なぁ、それ(動画)しげに送ってな!』

って言うから

『お、おん…』。(「なんでしげ?」「わからん」)

しばらくしたらオトン近寄ってきてまた

『なぁ、動画しげに送ってくれた?』

『いやまだ』

『なんで!しげに送ってや!』

って言うからもう(送るしかなかった)。

重岡:な、その動画送られてきて俺どうすればええねん!?

「ハマちゃんのオトン、パパ力検定出たらええんちゃう?」

濵田:子どもとして?www

(一瞬会場に「???」の空気が流れる。濵田さんの隣にいた小瀧くんがドン引きの顔してた。逆サイドの淳太くん神山くんはその発言を拾えてなかったようでスルーのまま話が進みかけるが……)

小瀧:(濵田さんに対して)いや、子どもとしてなわけないやろ。なんで60過ぎのオッサンの世話せなあかんねん!!

(会場大拍手)

小瀧:『子どもとしてwww』やないねん!そんなわけないやろ!

濵田:あ、パパで(出演)か

「ハマちゃんのオトンしげのこと気に入ってんねんな」

「流星のオトンさ、ハマちゃんへの絡み方が流星とおんなじじゃない?」「あぁ、いきなり『オモロいことしてや』ってくるやつやろ」

濵田:あー、流星のオトンが車で送ってくれて帰るとき

『ハマちゃんなんかやってや!』

って言われる。

小瀧:見たことあるな。流星のオトンが車乗っててさ(運転席再現)、帰り際ウィーンって窓開けて

『ハマちゃん!ハマちゃん!なんかオモロいことやってや!!』(笑顔)

ってwww

そんでハマちゃんがやると(大ウケしてくれる流星くんのオトン再現)ウィーン(閉まる運転席の窓の再現)(走り去る車の再現)

濵田:ほんまそんなん。前、車一回走ったあとにわざわざ止めて『ハマちゃん!顔見せて!』って言ってきて。顔見せたら(大ウケしてくれる流星くんのオトン再現)ウィーン(閉まる運転席の窓の再現)(走り去る車の再現)

小瀧:あの窓閉めるタイミング絶妙よな

濵田:まぁ、気に入ってもらえてますよね(笑)

 

 

4/4夜公演~みんなでいっしょに賭け狂おうぜ篇~

 

(有難いことに最近は色んな番組に出させてもらえていますよね、みたいな流れだったような気がします)

中間:この前ネットニュースになりましたからね私、『フラフープが気持ち悪い』。

桐山:いやほんまやで、この前のヒルナンデスやろ。

中間:そう、ヒルナンデスでフラフープしてさ、あ、北海道ってヒルナンデス入る?(淳太くん北海道のこと離島だと思ってるだろ、入りますよ!!)自分ではそんなに変だとは。

(「淳太やってみてや」の流れ、淳太くんがエアフラフープをする。なんかよくわかんないとこで腰回してぐねぐね動く。振っておいて放置のメンバー。笑いとは違った種類のざわめきが起きる会場)

中間:……(突然笑い出す)。いや、いまスタッフさんがこっち(イヤモニの指示)で『5分経ちました』って冷静に。何も笑ってない!

重岡:こんなことに5分使いやがって!ってな。

中間:まぁ僕にかかるとフラフープもエンターテイメントなので(出ました、淳太くんのダイヤモンドメンタル)。

 

(4/29映画賭ケグルイ公開の話、着替えの都合上桐山退場、ステージMCは桐山以外の6人で)

重岡:小瀧がさぁ、マネすんのよ。

小瀧:賭け狂おうぜぇ!!

「声でかいねん」「突然やるからびっくりする」

小瀧:視鬼神真玄が降りてくるから。

流星:俺、淳太の(賭け狂おうぜが)見たい!やってや

中間:俺?

小瀧:準備できてる?

淳太:入れるのに時間かかるからな、俺は降りてこんから

「カウントする?」「3,2,1でやる?」

中間:待ってな(目を閉じる)

(メインステージ上手側から下手の淳太くんのところまで静かに移動する小瀧くん)

「はい、3, 2, 1…」

中間:かk 小瀧:賭け狂おうぜぇ!!!!!!!

中間:お前がやんのかい!

(ゲラゲラ笑ってるメンバー、わんぱくな子どもたちに翻弄され蹂躙されている淳太くん※助けてくれる照史くんは今いない。ここからしばらく淳太くんをイジりつつ賭ケグルイの話題が続いた)

中間:じゃーそろそろ次の曲に…

流星:えっ!?俺まだ淳太の(賭け狂おうぜ)見てないんやけど??

「え、ホンマに見たかったんか」「ウン」

「じゃあ淳太せっかくやからここ(ドセン)立ちいや」

小瀧:7パラいけます?時間かかっちゃうかな?

(メインステージにモニターがあり、7分割できて7人それぞれの顔が映るようになっていた。小瀧くんの発言により7方向からの淳太くんのアップがメインステージモニターに映し出される)

「7パラの淳太w」「俺もうこっち(ステージ端から見よ)」

中間:いやこんなんしても…(苦笑)

「じゃあ淳太の賭け狂おうぜまでー、3,2,1…!」

中間:「賭け狂おうぜぇ!!!!!!!」

(静まる会場、若干の拍手、サイレントでにやにやしているメンバーたち)

中間:いやそうなるやろ!!みんな声出せへんねんもん!!

(しばらくプリプリしてる淳太くん(Cawaii)と笑ってるメンバー、すると…)

\ダァン!!/

桐山:賭け狂おうぜぇ!!!!!!!

(セリが上がって淳太くんの目の前に着替えを終えた照史くん登場。崩れ落ちるメンバー、想定外過ぎて爆笑の渦に包まれる会場)

「その格好どうしたん?」

「身ぐるみ剥がされたんかwww」

「賭け狂って負けたwww」

(※みんなしっかり衣装を着ているなか着替えを終えた照史くんのみTシャツハーパン姿)

小瀧:賭け狂おうぜはスライドアップが一番面白いことがわかりましたね。