満ち欠けの物語

結果は現実逃避ポエミーブログ

君が思うままのシナリオ運び~未来ダイアリーin静岡によせて~

【注意】WESTival DVD&Blu-ray特典映像未来ダイアリーのネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

また、この記事は私の妄想・憶測を多分に含んでおります。読んだ後不快な気分になられましても責任は負いかねますのでご了承ください。

 

 

未来ダイアリー、皆さんご覧になりましたか?

桐山担のみならず視聴した人間全員に激震が走ったと噂のあの静岡公演1.28事件。

 

1回目の視聴では何が何だか飲み込めず、

2回目で把握してから見るとあまりにも綺麗に伏線を回収しているので爆笑し、

3回目で全体の流れから細かい部分が気になり始めて4~5回目の確認。

 

 

ここからは完全に憶測です。着ぐるみには中の人がいるんだよ、みたいな野暮なことをわざわざ言ってくるヤツが嫌いな方はお気をつけください。私もそういう人苦手です。

 

 

 

さて、静岡公演の未来ダイアリー抱擁ミッションは、そもそも「アンコールで実行する」ことが指令、というか前提だったのではという気がしています。

たぶんスタッフさんたちとしっかり打ち合わせて、メンバーの立ち位置と歌割をもとにどのタイミングで誰とハグするかは初めから決まっていたのだと思います。

そういう穿った目線を持つとまず淳太くんが桐山のボールを引いたときの勘弁してくれみたいな顔も「お前……本心か……?」みたいに見えてくるから不思議ですね!

 

そして前フリ。

 

「MCは避けますわ。俺の気持ちが高ぶったときに行く!」

 

ハァ~~~???!!!

 

この時点ではもういつやるかなんて決まってたでしょ?!?!?!

 

役者桐山照史の演技力な。

いや本当に凄い。

ここでアンコールにするつもりって言ってしまったら一気にVTRは飛んだはず。

または本編中も一切前フリがなければそこは拾われなかったでしょう。

しかしながら彼はしっかりとフラグを立てていくのです。

 

 

「気持ちが高ぶってるもんね!!」

「こんなんじゃ終われねぇ!!」

 

 

一級フラグ建築士か。

 

そして件のアンコール抱擁ミッションへなだれ込みます。

 

仮に全てが彼のアイディアでなくある程度は仕込まれていたことだったとしても、本公演を約2時間こなしたあとに、会場を盛り上げながら、自分のアツさを表現しつつ、花道では普段通りファンサを行い、その上で自分以外の6人のメンバーの立ち位置を把握して彼らのソロパと自分のパートを邪魔しない範囲に煽りまで入れて照史くんが抱擁ミッションを完遂したのは事実です。

 

そして抱擁自体は未来ダイアリーの企画だったとしても、その瞬間会場にあった熱気は本物だったのだろうと思います。

 

未来ダイアリー企画にはきっと賛否両論があるでしょう。

わたしはそのとき会場にいなかったけど、会場にいて照史くんが感激している姿に心を動かされた方が、あれは企画でした、と言われたらショックを受けるだろうことは想像できます。

でも、あれはあくまで「演出」であって、100%作り物の「嘘」とは別物だと、思っていていいのではないでしょうか。

 

照史くんが何より達成したかったのは、きっと未来ダイアリーの指令ではなくて、会場にいたみんなを特別に楽しませること、そして特典映像を見たひとたちにもまた、同じように楽しんでもらうことだったんじゃないかな。

 

実は静岡公演レポを読んだ当時、照史くんがあまりにも感激しているから「もしかしたら公演前に何か憂鬱になるようなことでもあったんじゃないかしら」と心配もしていたので、未来ダイアリーだとわかってちょっとイラッとしたのですが(笑)

なうぇすとでエコパに入って、そのときはあったかい雰囲気の会場だったけど盛り上がりという点ではまだいま1つだったように感じたので、WESTivalではファンのみなさんが頑張ったんだなぁって嬉しくなりました。

 

未来ダイアリーはただのきっかけのひとつにすぎなくて、会場の熱気を作ったのは間違いなく7人とあのとき会場にいたひと全てです。熱い抱擁だってファンの熱気なしには作り上げられなかった、そう思っていたいです。

 

結局のところ、多方面に対してサービス精神を発揮する照史くんのモンスター級アイドル力に、もう何度目かわからないくらい惚れ直しました。

WESTV!ものぞむところ。